5月20日と21日、第45回日本口蓋裂学会・学術集会がWebで開催されました。
会長は、大阪医科大学・形成外科の上田晃一教授。先生と私は日本頭蓋顎顔面外科学会での理事仲間でもあります。
テーマは、『技術革新の恩恵』 何か取ってつけた付けたようなものではなく、分かりやすいテーマです。
最初は、現地(宝塚ホテル)とWeb開催を用いたハイブリッド開催の予定でしたが、今回の関西を中心としたコロナ感染によりWebのみとなりました。
私は、当学会では名誉会員となっておりますが、事前参加費をお支払いしていないためWeb参加に必要なIDとパスワードが届いていません。
2日目の21日、事務局と連絡が取れて、IDとパスワードを発行して頂くことになりました。事務局の方は、『郵便で送りましたが、届いていませんか?』。私『いつですか?』、事務局の方『今週です』、とのやり取り。口頭で教えてくださって11時前になんとか参加できました。
Web開催の良い点は、ライブでないものは、何度でも繰り返し観ることが可能なことです。悪い点は、聞きたいことがあって質問しようとしても出来ない、残せない、です。
特別講演では、会長の上田教授のご挨拶で、『今、ヨーロッパでは(形成外科的に)Robin Sequenceの治療が一番ホットな話題』とのことで、ドイツからBert Braumann教授をお招きし、Baton plateによる矯正器具を用いての呼吸の改善を図る画期的な方法のお話しがありました。私は、残念ながら、1日目のため聴講できず。
*Robin Sequenceとは、小顎症と言われ、①舌根沈下、②呼吸障害、③小顎症の三徴候を含む複合症状を指します。
なお、帰宅したら、郵便物が届いていました。”遅かりし由良之助”(笑