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歯科医師によるワクチン接種

今日から、東京での大規模接種の予約が始まりました。自治体との二重予約は出来ません(キャンセルは可能)。

厚生労働省は4月23日、歯科医師による新型コロナウイルスワクチンの接種を認める方針を決めました。集団接種の会場で、医師や看護師の必要人数が確保できない場合、歯科医師がワクチンを打つこともあるということになります。

今月になってワクチンが大量に届いても、医師や看護師不足が問題となっている現状、口の外ではありますが、歯科医師が集団接種の場でワクチン接種を行うことが可能になりました。

ただ、腕の筋肉注射は学生の時に教えられていない方が多いでしょう。私の様な歯科矯正治療のみを行っている歯科医師は別として、一般の歯科医師は日々の歯科治療の中で麻酔注射を行っていますので、体調異変などの管理の経験や知識・技術は有していると思われます。法律的なことも考慮し、念を押す意味で、個々の歯科医院ではなく、周りに医師がいるような集団接種の場限定となっています。また、事前の研修もあるようです。

英国では医療関係者ではなく、一定の講習を受けた人たちは誰でもできます。法律を変えたようですが、これはこれで心配ですね。米国では、医学生や、看護師、薬剤師、歯科医師の方も射ち、医師の割合が多くないようです。

歯科医師の先生方、頑張ってほしいですね(動画)