昨日は、森ビル虎ノ門ヒルズにおいて行われた、Japan Invisalign Forum 2018に参加してきました。
メインテーマは、Invisalign 1stと呼ばれる治療システムで、前歯が永久歯に生え変わった前後の時期の患者さんを治療の対象にするものです。
これによって、永久歯列の成人だけではなく、混合歯列期にある患者さんもアライナーの治療対象に広がってきました。そのため、永久歯列期まで待たずに、最初からアライナーの治療を開始することができます。
成長期にある患者さんですと、乳歯から永久歯への交換、歯列や顎骨の成長、口腔の機能に関する変化などに対応できます。
当クリニックでは、成長変化に合わせて、治療時期を二段階に分けています。すなわち、混合歯列(乳歯列も含まれる)から永久歯列になるまでの間、歯の凸凹、永久歯の生える場所確保、出っ歯や受け口などの前後的な問題、口腔の悪習癖などを改善し、正常咬合に誘導しようとするものです。これを第一期治療と呼びます。
次の第二期は、永久歯列の歯を並び変えて正常咬合を完成させるための治療です。もちろん理想は、第一期治療のみで、第二期の治療が不要となることです。
Forumが5時に終了しましたが、そのあとは、二子玉川の某所にてインビザライン勉強会も参加してきました。久しぶりに発表もしてきました。