本日のグッド!モーニング(テレビ朝日)の中で、鼻歌が花粉症によいとの話が紹介されていました。
調べたら、スエーデンの論文(2002年)でした。
内容は、
ハミング(鼻歌)が副鼻腔炎の予防に役立つ可能性を示唆する実験結果が、米国胸部学会(ATS)の学術誌、American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine(AJRCCM)誌7月15日号に掲載されました。
健常人10人を対象とした実験で、ハミング下では通常の鼻呼吸下と比べ、鼻腔内の一酸化窒素(NO)濃度が15倍に上昇したという。研究グループは「ハミングによる空気の振動で、副鼻腔と鼻腔の間のガス交換が促進された結果」と考察、「副鼻腔炎の予防に役立つのでは」としています。
この指標となった一酸化窒素は、副鼻腔の粘膜から発生するので、鼻腔内の濃度が上昇したことは、副鼻腔と鼻腔の交通が促進されたことになり、鼻歌の効果が導き出されています。
まあ、これが、発展して花粉症に有効だとなったようですが、すこし飛躍していますね。さらに、天気予報のコーナーでは、これからの時期は、花粉症の四重奏だと言ってました。四つの種類の異なる花粉がそれぞれ重なり、異なった症状を引き起こしたり、症状を悪化させたりする。期間も長い。