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インビザラインの学会用語(日本矯正歯科学会)

患者様向けのホームページにおいて、『インビザライン』という商品名を記載していますが、当学会では正式な名称ではなく、修正を求められています。

「インビザライン」⇒ 「マウスピース型矯正歯科装置(インビザライン)」

つまり、一般名称(製品名)の形で記載せよ、となっていますが、そもそも、一般名とするマウスピース型矯正歯科装置、は日本の中で認知度が低いのではないでしょうか? 世界的には、アライナーでしょうか?

そして、『完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害者救済制度の対象外となる場合があります。』と記述しなければなりません。

一方、今年の4月1日に出版された、本「正しく使おう! アライナー型矯正装置」があり、別の名前がタイトルになっています。もちろん、インビザラインの他にもカスタムメイドのアライナー型矯正装置はたくさんありますが、内容はインビザラインに特化したものであることは明白です。

因みに、この監修者は、当該用語の検討委員会のメンバーの方でした。混乱しますね。