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歯茎矯正は、本当の矯正ではありません

先月の29日、ネットを見ていたら”歯茎矯正”という言葉が目に飛び込んできました。

内容はといいますと、

タレントの有村藍里さんが、3月28日放送のバラエティ番組「ナカイの窓 私たちそんなにブスですかSP」(日本テレビ系)に出演。歯茎を削ってセラミック矯正を行ったと告白した、というものです。

タイトルは”歯茎矯正”とあり、本文には”セラミック矯正”という言葉もでています。しかしながら、これらは正式な医学用語ではなく、認知度もありません。

正しく言えば、彼女の場合、出っ歯で歯茎が長く見えるので歯槽・歯肉形成をして上方に整え、さらに前歯を削って歯の位置と形態をセラミックをかぶせて修正変更した、という内容です。

歯列矯正とは、本来の自分の歯を正しい場所に移動して治すものですから、原則歯を削ることはしないし、短期間では終了しません。

因みに歯茎が長く見えるのを”Gummy face”と呼びます。Gummyとは、歯茎のことです。