随分と入院期間が短縮となりました。
下顎後退手術では、4週間くらいが普通でしたが、医療技術や、医療制度などの進歩、改革がすすみ、昨年には入院期間が10日間まで減少したとの報告をしておりました。
ですが、なんと今回は実質6日間です。このように顎変形症手術のために学校や勤務先を休む期間が短くなることはとてもメリットです。
本日の患者さん、骨格性の下顎前突で、先週の月曜日(手術直前日)に顎間固定用にワイヤーのフック設置と、顎の位置を決めるスプリント試適を行いました。そこから入院手続きです。手術は、翌日の火曜日に行われました。
そして、手術後2日目の入院中、患者さんから、早くも退院を見越して来週月曜日の診察予約が入りました。入院は実質6日間です。
顎間固定を外したばかりで退院され、その足で当院に来られましたので、流石に口は開きませんでしたが、若い人なら一か月程度で普通に口の開閉が出来るようになります。
遅くても2カ月で開くようになります。そこから術後矯正の開始です。
土台である顎の位置が変わり、上下のかみ合わせが新しいものに変化していきます。半年程度で完成へ。
因みに退院直後は、お顔が少し浮腫んで、若がえります(笑