ブログ

歯科医院には『何かある』

上の発言は、吉村洋文大阪府知事が19日、新型コロナ発生に関してツイッターに投稿したもの。

さらに、吉村知事は「一方で利用者側がマスクができない環境に歯科医院がある。大阪には5500もの歯科医院があるが、クラスター発生はゼロ。感染対策の賜物と思うが、何かある。何か?専門家には、是非分析してもらいたい」と求めています。

確かにそうなんです。私は、当クリニック以外に、静岡県3カ所、神奈川県2カ所、都内2カ所に出向いて矯正診療を行っていますが、各歯科医院でクラスターが発生したという話は聞いたことがありません。もちろん、都内の自宅付近でも感染者が出たことは噂にもあがりません。なのに、東京都では20日現在で感染者数が1274人。

さて、どうして歯科医院でクラスターが発生していないのか?

理由を考えてみました。

①換気

②検温

③手指の消毒

④嗽

⑤サージカルマスク、フェイスガード、手袋

⑥使用器具や診療台などのアルコール消毒、使い捨てペーパー

⑦診療時間が短い

などのことが挙げられます(隠れ患者さんはいるかもしれません)。

当院では、入口のドアは開放し、窓も定期的に開けていますから、受付のスタッフはダウンを着こんでいます。私も寒くて凍えそうな時があります(笑

しかし、お陰で? 昨年春からは風邪をひきません。有難いことです。